« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »

2007年10月

”不動産は無関係”級・ノンタイトルマッチ

先日、結構な数の国民が注目したと思われるあるスポーツの試合を見た。

吐き気がした。

それはスポーツとはもはや言いがたく、単なるバラエティー番組だった。

相変わらず知性の欠片もない一家の態度もさることながら、最も罪深いのは、自ら塗り固めたメッキを自ら剥がしてしまう愚行を犯した某民間放送局だ。その実況には何の公平さも見られなかった。一家には大金をかけた分、ヒーローになってもらわなければ困ると言わんばかりだった。

視聴率も稼げ、興行的には成功だったのかもしれないが、多くの人をがっかりさせ、また自らの文化度の低さを露呈したツケは誰にどのように返るのだろうか?

あの一家がその全てを背負わされるとしたら、いくら高額のギャラと引き換えとは言えさすがに気の毒だ。。。

メディアの大罪、それは自分達はヒーローを作り出せる、もしくは造り出す力がある、と思い込みそして多くの視聴者が知らない内にその虚構に支配されてしまう怖さだ。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
そして、事の顛末について、今メディアもすごいことになっている。
あろうことか当の中継をした某放送局の情報番組でも手の平を返したように批判が相次いでいる。

これら一連の騒動に関して芸人の「なべやかん」さんが面白いことを言っていて、一部抜粋すると「『あるある・・・』みたいなバラエティーでは嘘は許されなくて、スポーツではなぜOKなんだろう?意味がわからない・・・」みたいな感じだ。

自分も全く同意見で、本来演出や台本など存在しないはずのスポーツの世界で(プロスポーツにはショーという側面も存在するから、厳密には全く存在しないとは言えないが)、何故あのような「嘘」をまかり通そうとするのか非常に不可解で且つ不愉快だ。スポーツに何がしかの真実を求めた視聴者に対する裏切り以外の何物でもない。何故「挑戦者は実力不足でしたね。」と一言実況で言えないのか・・・

ヒーローに仕立て損ねられた一家が今後はヒールへの道を突き進まざるをえなくなることは明白だが、問題なのは醜い視聴率競争のなれの果てに巨大メディアそのものが「ヒール」になってしまうことで、これは社会的責任の重さから考えると許されることではないと自分は思う。

でも、この状況はもう変えられないのかな・・・?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

« 2007年9月 | トップページ | 2007年11月 »